FC系 SFC系 HD-2Dドラクエ1 データ・計算式・機種の違い
プログラムから読み取った計算式と、FC系・SFC系の数値の違い、よく見かける誤り、13の機種ごとの違いをまとめています。
データの根拠
攻略サイトごとに数値が違って見えるのは、多くの場合乱数の幅の載せ方の違いです。
たとえばFC版のゴールドは「プログラムに入っている値」と「実際にもらえる額」が違い、敵のHPも戦闘のたびに最大値から少し減ります。
どちらの値かを明記して載せているのが当サイトの方針です。
当サイトの数値の見方
- HP「53〜70」のような幅は、戦闘開始時にとりうる値の範囲です。
- ゴールド「150〜199」は、実際にもらえる額の範囲です(プログラムの値は200)。
- セルが黄色いところは、FC系とSFC系で値が違う項目です。
機種ごとの違い
1986年のFC版から2025年のHD-2D版まで、13の機種の違いをまとめました。
数値が変わる項目は早見表で比べられます。
機種の一覧
- 数値が変わる項目の早見表
- ファミリーコンピュータ版
- MSX・MSX2版
- 北米NES版『Dragon Warrior』
- スーパーファミコン版『ドラゴンクエストI・II』
- サテラビュー版『BSドラゴンクエストI』
- ゲームボーイ版『ゲームボーイ ドラゴンクエストI・II』
- 携帯電話(ガラケー)版
- Wii版『ドラゴンクエスト25周年記念 ファミコン&スーパーファミコン ドラゴンクエストI・II・III』
- スマートフォン版(iOS・Android)
- PlayStation 4・ニンテンドー3DS版
- ニンテンドークラシックミニ ファミコン 週刊少年ジャンプ50周年記念版
- Nintendo Switch版
- HD-2D版『ドラゴンクエストI&II』
数値が変わる項目の早見表
FC系の値を基準に、他の機種で違う値に色を付けています。
MSX版はトヘロスの条件だけがFC版と違い、ガラケー版は最大レベルが50です。
ファミリーコンピュータ版
- キャラクターは常に正面を向いたまま歩く(いわゆる「カニ歩き」)。
話す・調べる・階段・扉はすべてコマンドで選ぶ。 - セーブはなく、ラダトーム王に聞く20文字の「ふっかつのじゅもん」で再開する。
- 敵の強さ・経験値は後のリメイクより厳しめ。
宝箱の多くは出入りすると中身が復活する。
MSX・MSX2版
- ゲームの内容はFC版とほぼ同じで、ふっかつのじゅもんにも互換性がある。
- 画面のスクロールは1マス単位。
画面の縦が12マス分とFC版(14マス)より狭い。 - 被弾しても画面が揺れず、赤く光る。
曲の音程や効果音がFC版と違うものがある。 - トヘロス・せいすいの条件が「しゅび力÷2 ≧ 敵の攻撃力+1」と、FC版のおよそ2倍厳しい。
北米NES版『Dragon Warrior』
- 任天堂から北米で発売された英語版。
ローカライズは当時HAL研究所の岩田聡氏が担当した。 - キャラクターに横向き・後ろ向きの絵が付き、話す方向を選ばずに済むようになった。
- セーブはバッテリーバックアップ。
名前は英字8文字まで。 - 敵40体の強さ、出現エリア、宝箱、計算式は日本のFC版と同じ。
スーパーファミコン版『ドラゴンクエストI・II』
- 敵の能力・経験値・ゴールドが細かく見直され、全体に易しくなった。
- 冒険の書(3つ)でセーブ。
宝箱は一度取ったら復活しない。
つぼ・タンスの探索、種・木の実、預かり所が加わった。 - 戦闘は毎ターン素早さで行動順が決まる方式に。
呪文の効果量と消費MPも一部変わった(ホイミはMP3でHP25〜30回復など)。 - 沼地の洞窟のドラゴンとゴーレムが専用の強さになり、経験値が大きく増えた。
サテラビュー版『BSドラゴンクエストI』
- 衛星放送サービス「サテラビュー」で、決まった時間だけ遊べたイベント版。
全4話。 - ラジオ番組と連動し、オーケストラのBGMと声優のボイスが流れた。
- 各話に目標があり、隠しアイテム「しあわせのメダル」(46枚)とポイントを集める。
- 現在は遊ぶ方法がない。
ゲームボーイ版『ゲームボーイ ドラゴンクエストI・II』
- SFC版がもと。
携帯機向けに「中断の書」が初めて付いた(再開すると消える)。 - 名前入力のあとにプロローグが追加。
武器や盾を持つと見た目が変わる演出が復活した。 - 1歩の数え方がSFC版の倍で、トヘロスの持続などの数字が半分に見える。
トヘロスと逃走の条件は1レベル厳しい。 - 名前による能力の決め方がSFC版と違う(すべての文字を合計する)。
携帯電話(ガラケー)版
- SFC版をもとに、グラフィックを描き直した携帯アプリ版。
- 最大レベルが50、経験値の上限が99999に。
呪文を覚えるレベルも変わった(トヘロスはLv22など)。 - 2018年3月31日にサービスが終わり、現在は遊べない。
レベル表の全容はわかっていない。
Wii版『ドラゴンクエスト25周年記念 ファミコン&スーパーファミコン ドラゴンクエストI・II・III』
- FC版の『I』『II』『III』と、SFC版の『I・II』『III』をまとめて収録。
- 中断機能が加わった他は、元の版とほぼ同じ。
スマートフォン版(iOS・Android)
- ガラケー版のグラフィックを縦画面向けにした版。
縦持ち・片手で遊べる。 - Lv30の必要経験値が70000に。
ルーラがMP1に。
最初の持ち物にたけざおが入っている。 - 2014年のアップデートで1マス単位の移動になった。
オートセーブと世界地図を搭載。 - ????のHPがSFC版の350から300になっている。
PlayStation 4・ニンテンドー3DS版
- スマホ版の移植。
3DS版は下の画面に地図が出る。
PS4版はトロフィーに対応。 - かぎの売値が16G、せいすいの売値が12Gに下がり、安く買って高く売るお金稼ぎができなくなった。
- DQ11の真エンディングで見られる「ふっかつのじゅもん」で無料版を入手できた時期がある(2018年1月まで)。
ニンテンドークラシックミニ ファミコン 週刊少年ジャンプ50周年記念版
- FC版をそのまま収録した、任天堂の小さなファミコン(ジャンプ創刊50周年記念版)。
- リセットボタンで中断ポイントを4つまで保存できる。
もちろん復活の呪文も使える。
Nintendo Switch版
- ロト三部作の1本として、日本を含む全世界で配信。
- 中身はPS4・3DS版と同じ。
HD-2D版『ドラゴンクエストI&II』
- HD-2D版『ドラゴンクエストIII』の技術で作られたフルリメイク。
DQ2とセットで発売。 - 敵が複数で出てくる、特技や超絶技がある、モンスターは116種、ストーリーも大幅に追加。
- 難易度を3段階から選べる。
2026年3月のアップデートで成長バランスが調整された。 - 旧作とはデータの互換性がないため、HD-2D版のページで別に扱う。